レアル・ソシエダ戦で躍動したC・ロナウド [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第20節が29日に行われ、レアル・マドリードとレアル・ソシエダが対戦した。
前節はマラガに勝利を収めた一方で、直近の公式戦5試合でわずか1勝にとどまっているリーグ首位のレアル・マドリード。今節は25日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝セカンドレグのセルタ戦を欠場したフランス代表DFラファエル・ヴァランが先発に復帰。ブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチらを欠く中、同MFマテオ・コヴァチッチやブラジル代表DFダニーロらがスタメン入りした。
試合開始から12分、レアル・マドリードはルーカス・バスケスが右サイドを強引にドリブル突破。エリア内へ進入しグラウンダーのクロスまで持ち込むが、中央のカリム・ベンゼマに合わせることはできなかった。
続く33分、右サイドのL・バスケスから横パスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが、ピッチ中央で左足のミドルシュート。しかしボールはポスト左へ大きく外れた。
それでも38分、ピッチ中央でベンゼマの落としを受けたC・ロナウドが右足でスルーパス。これをディフェンスラインの裏へ抜け出したコヴァチッチが受けると、エリア内までドリブルで持ち運んで右足でシュートを打つ。ボールはゴール左下へ突き刺さって先制ゴールとなった。レアル・マドリードの1点リードで前半を終える。
![先制ゴールを喜ぶレアル・マドリードの選手ら [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/01/GettyImages-633022224.jpg)
先制ゴールを喜ぶレアル・マドリードの選手ら [写真]=Getty Images
後半に入って51分、レアル・マドリードが追加点を挙げる。コヴァチッチの鋭い縦パスを受けたC・ロナウドがトラップでエリア内まで持ち込むと、GKヘロニモ・ルジが飛び出してきたところを右足でチップシュート。ボールはルジの頭上を越え、ゴールに吸い込まれた。
さらに71分、レアル・マドリードはC・ロナウドの蹴ったFKからアルバロ・モラタがヘディングシュートを放ち、ネットを揺らした。しかしこれはオフサイドと判定され、得点は認められなかった。
劣勢のレアル・ソシエダは73分、左サイドでイニゴ・マルティネスがカゼミーロに対して強烈なタックル。このプレーで2枚目となるイエローカードを提示され、I・マルティネスは退場処分となった。
すると82分、レアル・マドリードが自陣から一気にカウンターを見せ、右サイドを駆け上がったL・バスケスがクロスを供給。これにモラタが頭で合わせ、ダメ押しとなるチーム3得点目を記録した。
試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードがホームでしっかりと白星を挙げ、勝ち点3をゲットした。レアル・マドリードはリーグ戦における連勝を記録している。また、1月7日のリーグ第17節グラナダ戦以来、公式戦6試合ぶりの完封勝利となった。
次節、レアル・マドリードは敵地でセルタと、レアル・ソシエダはホームでオサスナとそれぞれ2月5日に対戦する。
【得点者】
1-0 38分 マテオ・コヴァチッチ(レアル・マドリード)
2-0 51分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
3-0 82分 アルバロ・モラタ(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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