公式戦40試合連続で得点を記録しているレアル・マドリード [写真]=Real Madrid via Getty Images
今年1月にスペインの公式戦連続無敗記録を更新したレアル・マドリードが、同国の別の記録に並ぼうとしているようだ。12日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
昨年5月4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント準決勝ファーストレグのマンチェスター・C戦をスコアレスドローで終えてから、全ての公式戦でゴールを決めているレアル・マドリード。11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節のオサスナ戦も3-1で勝利を収め、連続得点試合記録は「40」に到達した。
同紙によると、公式戦連続得点試合数のスペイン記録は、1942-43シーズンから1943-44シーズンにかけてバルセロナが達成した「44」であるという。レアル・マドリードはあと4試合続けてゴールを決めれば、国内記録に並ぶことになる。そして5試合連続で得点を記録した場合、約80年ぶりにスペインレコードを更新することとなる。
なお、連続得点のクラブレコードは、ジョゼ・モウリーニョ、レオ・ベーンハッカー、フアン・アントニオ・イピーニャの3人の指揮官がそれぞれ監督を務めた当時に達成した41試合。15日に開催されるCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグのナポリ戦でゴールを奪えば、通算4度目のクラブ記録樹立となる。
ナポリ戦の後は、18日にリーガ・エスパニョーラ第23節でエスパニョールと、22日には第16節未消化分でバレンシアと対戦。そして、26日に行われるリーガ・エスパニョーラ第24節のビジャレアル戦まで得点を決め続ければ、バルセロナの持つスペインレコードに並ぶこととなる。ビジャレアルは今シーズン、リーガ・エスパニョーラ開幕22試合を終えてリーグ最少の15失点と、鉄壁の守備を誇っている。バルセロナの持つスペインレコードに並ぶ前に、最終関門として立ちはだかる相手となりそうだ。そして3月1日には、リーガ・エスパニョーラ第25節でラス・パルマスと対戦する。
昨年1月にジネディーヌ・ジダン監督が就任してから、レアル・マドリードが無得点に終わった試合はわずかに3つ。今後もゴールを奪い続けて、偉大な記録を樹立することはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
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