レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、積極的な選手起用を見せている。19日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
同紙は、いずれも勝利を収めた15日のナポリとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、そして18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節・エスパニョール戦での選手起用に注目。それによると、この2試合ではトップチームに登録されている24選手のうち、19選手が試合に出場している。
2戦とも出場機会が無かったのは、第3GKのルベン・ジャニェス、FWマリアーノ・ディアス、DFファビオ・コエントラン、DFダニーロ、そしてMFマルコ・アセンシオの5選手。このうち、コエントランとダニーロに関しては負傷のために起用できず。ケガ人を除いたほとんどの選手がプレー時間を得たことになる。
「我々が目標を達成するためには、全ての選手がコンディションを保っている必要がある」とジダン監督は話しており、シーズン終盤の過密日程に差し掛かるにあたってローテーションの採用を明言していたが、今のところはこれが功を奏しているようだ。
史上初のCL連覇、およびリーグタイトルの奪還を目指すレアル・マドリードだが、同監督の今後の選手起用にも注目が集まる。