レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタは、今シーズンのリーガ・エスパニョーラにおいて、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐペースで得点を重ねているようだ。2月28日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
モラタは2月26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節ビジャレアル戦で77分にピッチに立つと、わずか6分後に逆転ゴールを決めて3-2での勝利に貢献。今シーズンのリーグ戦での得点数を「8」とし、得点ランキング10位タイに浮上した。
同紙によると、モラタは今シーズン、リーグ戦16試合に出場しているが、先発メンバーに名を連ねたのは半数以下の7試合。出場時間は計740分で、今シーズンの総試合時間の35.7パーセントに過ぎない。しかし、92.5分の出場につき1ゴールを記録しており、85.9分の出場につき1ゴールを奪うメッシに次いで、リーグで2番目の得点ペースを誇るという。
さらに同紙は、モラタをポジション争いのライバルであるフランス人FWカリム・ベンゼマと比較。今シーズンの公式戦でモラタは105分の出場につき1ゴールを挙げているのに対し、ベンゼマは1度ゴールネットを揺らすまでに160分の出場時間を必要としているという。つまり、ベンゼマが2ゴールを挙げる間に、モラタは3ゴールを記録している計算になる。
数少ない出番のなかでも、驚異的なペースで得点を重ねているモラタ。レアル・マドリードは3月1日に行われるリーガ・エスパニョーラ第25節でラス・パルマスと対戦するが、同選手の存在はジネディーヌ・ジダン監督にとっても心強いものであるに違いない。
(記事/Footmedia)