2ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献したベンゼマ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第26節が4日に行われ、MF乾貴士の所属するエイバルとレアル・マドリードが対戦した。乾はベンチスタートとなった。
現在7位と奮闘しているエイバル。ヨーロッパリーグ出場権獲得の6位ビジャレアルとは勝ち点差「3」につけている。一方、前節の引き分けで暫定ながらバルセロナに首位の座を譲ったレアル。1試合未消化で勝ち点差は「1」と自力での首位奪回が可能だが、直近3試合は1勝1分け1敗と足踏みしている。今節は出場停止処分のウェールズ代表FWギャレス・ベイルに加え、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも休養により欠場。カリム・ベンゼマ、ルーカス・バスケス、ハメス・ロドリゲスらがスタメン入りした。
試合が動いたのは14分、レアルが先制に成功する。左サイドを突破したマルコ・アセンシオがグラウンダークロスを供給。ファーサイドのベンゼマが放ったシュートは、一度阻まれるが、自らこぼれ球を押し込んで先制点を奪った。
幸先良いゴールで勢いに乗ったレアルは24分、右サイドでのFKから、J・ロドリゲスのボールに、ベンゼマが右足で合わせて追加点。さらに29分にはベンゼマが右サイドからグラウンダークロスを入れると、ニアサイドのJ・ロドリゲスが滑り込みながら左足で合わせてゴール左隅に沈めた。前半はレアルの3点リードで折り返す。
後半も主導権を握るレアルは60分にリードを4点に広げる。アセンシオがベンゼマの浮き球スルーパスで左サイドを抜け出し、逆サイドへパス。フリーのJ・ロドリゲスが放った左足シュートは左ポストに弾き返されるが、こぼれ球をアセンシオが流し込んだ。
まず1点を返したいエイバルは68分、左CKの流れからゴンサロ・エスカランテがこぼれ球を押し込むが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。しかし72分、右サイドのペドロ・レオンからのクロスを、中央のルベン・ペーニャが腰で合わせ、一矢報いるゴールを奪った。その後、攻勢に出るエイバルだが、なかなか追加点を奪えない。86分にはペドロ・レオンを下げて、乾をピッチに送り出した。試合はこのまま終了し、レアルが4-1で勝利。エイバルは3試合ぶりの黒星となった。
エイバルは次節、13日にアウェーでオサスナと対戦。レアル・マドリードは7日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでナポリとのアウェーゲームに臨む。
【得点者】
0-1 14分 カリム・ベンゼマ(レアル)
0-2 25分 カリム・ベンゼマ(レアル)
0-3 29分 ハメス・ロドリゲス(レアル)
0-4 60分 マルコ・アセンシオ(レアル)
1-4 72分 ルベン・ペーニャ(エイバル)
By サッカーキング編集部
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