昨年12月に行われたクラシコは1-1のドローに終わった [写真]= Alex Caparros/Getty Images
レアル・マドリードとバルセロナによる伝統の一戦“クラシコ”が、2016-17シーズン終了後の7月29日にマイアミで開催されるようだ。アメリカメディア『スポーツ・イラストレイテッド』が9日に報じており、現地時間10日にも正式発表があるとみられている。
この一戦は世界各国の強豪クラブが参加するプレシーズン大会として、2013年から開催されている『インターナショナル・チャンピオンズカップ』のうちの一試合。開催当初はアメリカでのみ試合が行われていたが、2015年大会からはアメリカだけでなくオーストラリア、中国でも熱い戦いが繰り広げられている。
近年はアメリカ国内でもサッカー人気が高まっており、昨年12月3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節の”クラシコ”の際には、LFP(スペインプロリーグ機構)のハビエル・テバス会長がアメリカをはじめとする国外での放映時間を意識して、試合の時間を設定したと語ったほど。『スポーツ・イラストレイテッド』によると、今回の国外での“クラシコ”開催実現のためには多くの尽力があったようだ。『インターナショナル・チャンピオンズカップ』を主催するレリバントスポーツ社の創業者であり、NFL(ナショナルフットボールリーグ)のマイアミ・ドルフィンズのオーナーを務めるスティーブ・ロス氏は、関係者とともにプライベートジェットでスペインに飛び、昨年12月3日の試合を観戦、バルセロナ幹部と何度も交渉を重ねたという。
試合はマイアミ・ドルフィンズの本拠地、ハードロックスタジアムで開催。バルセロナはレアル・マドリードだけでなく、7月22日にニューヨークでユヴェントスと、7月25日にはワシントンでマンチェスター・ユナイテッドと試合を行う予定だ。
By サッカーキング編集部
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