大逆転でパリ・サンジェルマンを退けたバルセロナ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)で史上最大の逆転劇を演じたバルセロナだが、元会長のジョアン・ガスパール氏が肝心の場面を見逃していたことが明らかになった。
決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンと対戦したバルセロナは、先月14日にアウェイで行われたファーストレグに0-4で大敗したものの、8日にホームで行われたセカンドレグに6-1で大勝し、奇跡的な大逆転で準々決勝に駒を進めた。
この試合のクライマックスは、絶体絶命の危機に追い込まれたバルセロナが、88分、91分、95分と3連続ゴールを決めた終盤の奇跡になる。だが、試合から一夜明けた9日、『Radio MARCA』からインタビューを受けたガスパール氏は、3点を先行して迎えた62分にパリ・サンジェルマンに1点を返された時点で、中継を見るのを止めてしまったことを告白した。
「エディンソン・カバーニのゴールで3-1となったところで、もう勝ち抜けは無理だと思って寝室に行ってしまった。その後、バルサが連続得点を挙げている頃、妻の度重なる叫び声で目を覚まし、ベッドから身を起こしてリビングへと戻った。だが、時すでに遅しだった。今は自分に腹を立てている。なぜなら、あれほど劇的な逆転劇を見逃してしまったからだ。私は最後の6点目すら見ていない」
By WOWOW