今季のリーガで7ゴールを記録しているセルヒオ・ラモス [写真]=Real Madrid via Getty Images
今シーズンのリーガ・エスパニョーラにおいて、レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスや同MFイスコが、同クラブが誇る攻撃ユニット“BBC”やバルセロナの攻撃ユニット“MSN”の決定力を上回っているようだ。14日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
同紙は、スペインのウェブメディア『フットボール・アバンサード』が作成した今シーズンのリーガ・エスパニョーラにおける決定力ランキングを紹介。同ランキングは、PKによる得点を除いて5ゴール以上を記録している選手を対象としているもので、1ゴールに要したシュート数を順に並べている。
同ランキングによると、リーガ・エスパニョーラ第27節終了時点(レアル・マドリードとセルタは1試合未消化)で6ゴールを記録しているイスコは「3.50」本で3位、7ゴールを決めているS・ラモスは「3.57」本で4位にランクイン。一方、7ゴールを記録しているフランス人FWカリム・ベンゼマは「7.00」本で28位タイ、同じく7ゴールのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは「7.29」本で29位タイ、また19ゴールのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは「8.92」本で36位となっており、“BBC”はいずれも20位以下という結果だった。
また、バルセロナの“MSN”についても、21ゴールを記録するウルグアイ代表FWルイス・スアレスが「4.05」本で9位、23ゴールで得点ランキング単独首位に立つアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが「5.85」本で24位、8ゴールのネイマールが「10.0」本で38位という結果に。リーガ・エスパニョーラが誇る6人のFW全員が、決定力ではイスコとS・ラモスよりも下位という事実が明らかになった。
なお、イスコとS・ラモスの2人を上回る決定力を見せたのは、エスパニョールのアルゼンチン代表FWパブロ・ピアッティとセビージャのスペイン人MFビセンテ・イボーラ。9ゴールを挙げているピアッティは「3.38」本で2位に、また途中出場からハットトリックを達成するなど7ゴールを記録しているイボーラは、「3.00」本という決定力の高さで1位に輝いている。
(記事/Footmedia)
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