バルセロナ一筋でプレーしてきたイニエスタ [写真]=Urbanandsport/NurPhoto via Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、同チームで引退したいと自身の願望を語った。アメリカのウェブサイト『soccerway』が16日、報じている。
イニエスタのバルセロナとの契約は、現時点で2018年6月まで。15日付けのスペイン紙『マルカ』の報道によると、クラブは同選手と2シーズンの契約を延長することで交渉が進んでいるという。7月前には正式な発表がなされるとみられているが、イニエスタ自身が今後のキャリアについて言及した。
「現段階で僕の頭にあるのは、今シーズン、あとどれだけタイトルがとれるかということだけ。契約について考えるのはシーズンが終わってからだ」と、あくまで目の前の戦いに集中していることを強調しながらも「ここで引退したいという気持ちは変わらない」とクラブへの強い思いを明かした。
一方、現在32歳のイニエスタは、今シーズンここまでリーガ・エスパニョーラで14試合、チャンピオンズリーグ(CL)で6試合、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では4試合の出場にとどまっている。
12歳で下部組織に入団して以来バルサ一筋でプレーし、クラブの象徴的存在として多くのサポーターに愛されているが「ここで引退したいというのはあくまで僕の願望。ピッチ上でのパフォーマンスを見て判断するのはクラブスタッフだ。僕が必要ではないと言われたらそれまで」と冷静に語っている。
また、17日に行われるCL準々決勝の組み合わせ抽選については「毎年常連の強豪クラブもいれば、誰もが予想しない勝ち上がりを見せたクラブもいる。あらためてCLは何が起こるかわからない。どんな相手と当たっても難しさはあるけれど、特にスペインのクラブ同士の対決はやりづらいだろう」と分析した。準々決勝にはレアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、バイエルン、ドルトムント、ユヴェントス、レスター、モナコが勝ち進んでいる。
By サッカーキング編集部
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