エイバルに所属する乾貴士(写真は2月25日のマラガ戦) [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第28節が18日に行われ、MF乾貴士の所属するエイバルとエスパニョールが対戦した。乾は2試合連続の先発出場となった。
4試合ぶりの勝利を目指すホームのエイバルが主導権を握る。開始21分、右サイドのペドロ・レオンが鋭いクロスを入れると、ニアサイドに走り込んだキケ・ガルシアが頭で流しこみ、先制に成功した。
エイバルは35分、乾が左サイドからドリブルで持ち上がり、股抜きで1人かわしてエリア内左に進入するが、相手DFにカットされシュートまで持ち込めなかった。45分には左CKの流れから、エリア手前のダニ・ガルシアがGKのクリアボールに反応。ダイレクトで放った右足ボレーはゴール左隅を突くが、GKディエゴ・ロペスの好セーブに阻まれた。
1点リードで折り返したエイバルだったが、後半開始直後に追い付かれる。エスパニョールは50分、こぼれ球に反応したジェラール・モレノが右サイドからクロスを供給。ファーサイドにいたホセ・マヌエル・フラドが左足ボレーを叩き込んでゴールネットを揺らした。
反撃したいエイバルは59分、ペドロ・レオンがキックフェイントで相手をかわしてエリア内に進入。シュート前に後方から潰されるがノーファールの判定になると、そのこぼれ球を乾が右足で振り抜くが、シュートは惜しくも枠の右に外れた。乾は76分にもドリブルでエリア内左に切り込み、チャンスを作ったが、ゴールには繋がらず、81分にベベとの交代でピッチを後にした。
エイバルは84分、右サイドからのクロスにベベが左足ダイレクトボレーを放つが、ゴール左下隅を突いたシュートは相手GKに阻まれた。その後も攻勢に出たエイバルだが、ゴールは奪えず、このままタイムアップ。1-1の引き分けに終わり、4試合勝利から遠ざかる結果となった。なお、先発した乾は81分までプレーした。
By サッカーキング編集部
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