去就に注目が集まっているアッレグリ監督 [写真]=Paolo Rattini/Getty Images
バルセロナの強化担当を務めるロベルト・フェルナンデス氏は20日、スペインラジオ『Cadena SER』に対し、チームの新監督候補について言及した。
2014年からチームを率いるルイス・エンリケ監督が今シーズン限りでの退団を表明し、後任人事に注目が集まっているバルセロナ。セビージャのホルヘ・サンパオリ監督やリヴァプールのユルゲン・クロップ監督、エヴァートンのロナルド・クーマン監督、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督など、さまざまな名将が就任候補として噂されている。
また、セリエAの3連覇(クラブとしては6連覇)に期待がかかるユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督も今シーズンで退任する可能性が報じられており、バルセロナやアーセナルの新監督に就任するのでは、という見方もあった。
しかし今回、フェルナンデス氏は「アッレグリがチームに来ることはない」と、この噂をきっぱりと否定。一方で他の候補についてもコメントした。
「フアン・カルロス・ウンスエは適任者の一人。システムはもちろん、選手のこと、クラブのこともよく理解しているからね」と、バルセロナのアシスタントコーチを務めるウンスエ氏への信頼を明かすと、アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督についても「ビルバオだけでなく、数々のクラブで良いシーズンを過ごしてきた」と語り、高く評価していることを明らかにした。
バルセロナの新監督人事を巡っては、早速ヨーロッパのブックメーカーで賭けの対象となっているほど。世界中の注目を集めるビッグクラブだけに、まだまだ噂が止むことはなさそうだ。
By サッカーキング編集部
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