コエントランが移籍を示唆するコメントを残した [写真]=NurPhoto via Getty Images
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表DFファビオ・コエントランが、他クラブへの移籍を示唆するコメントを残した。29日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
コエントランは2011年のレアル・マドリード加入以降、定位置を確保することができず、満足のいく出場機会を得られていない。昨シーズンはプレー機会を求めてモナコへ期限付き移籍した同選手だったが、度重なる負傷に悩まされ、その状況は今シーズンも続いている。
コエントランは「僕はこのチームでプレーするためのコンディションにない。来シーズンはベストの状態に戻りたい」と語り、レアル・マドリードにおける自身の現状を戒めた。
さらに、同選手は「クラブとの契約が2019年まである。もし彼らが僕を頼り続けてくれたらパーフェクトだが、そうでないなら僕は選択しなければならない。ポルトガルへの帰還は復活に最適だろう」とコメント。さらに、「私たちには限界があるということを受け入れなければならない。僕は今、このクラブが要求するレベルに自分が達していないと感じている」と続け、状況を冷静に捉えつつレアル・マドリード退団をほのめかしている。
コエントランはそのうえで、「最も高いレベルでもう3年か4年プレーできることを望むよ。僕はそれが可能だと信じている」と話した。悩めるサイドバックはシーズン終了後、どのような決断を下すのだろうか。
By サッカーキング編集部
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