エンリケ監督(左)がメッシ(右)を擁護した [写真]=Getty Images
バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が、同クラブに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを擁護するコメントを残した。4月1日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
メッシは3月24日のワールドカップ南米予選チリ戦における、副審への暴言を理由に4試合の出場停止処分を受けた。この件に関してはその後、AFA(アルゼンチンサッカー協会)が不当な処分と抗議し、同選手も処分の軽減と映像の再確認を求めるなど、様々な物議を醸している。
エンリケ監督はこのことについて、「4試合の出場停止は信じられない。彼はレフェリーに対して敬意を払う選手だから、口論になるようなことはない」と語り、FIFA(国際サッカー連盟)の判断を疑問視した。
また、同監督は「我々は世界最高の選手であるメッシをリスペクトしなければならない。彼は常に重圧を背負っていて、一挙一動が注目される。彼は素晴らしい人間だよ」とコメント。同選手が抱えるプレッシャーに目を向け、擁護する姿勢を見せている。
メッシは謝罪文の中で「副審を不快にさせる言動に対しては、すでに謝罪してある」と述べているが、果たして処分の軽減は実現するのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト