テネリフェ柴崎、初の先発出場で自信「問題なく適応しプレーできる」

柴崎岳

テネリフェでプレーする柴崎岳(写真は3月19日のレウス戦) [写真]=ムツ カワモリ

 テネリフェに所属するMF柴崎岳が、2日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第32節のレアル・オビエド戦で初のスタメン出場を果たし、「しばらく試合に出場していなかったので、プレーできて嬉しかったです」と語った。クラブ公式サイトが伝えた。

 柴崎は移籍後初の先発出場を果たすと、両サイドでプレーし、75分にピッチを後にした。「試合のペースは日本とは違いますね。インテンシティはとても高いです。左サイドで出場しましたが、そこにこだわっていたわけではなく、中央の選手たちも見ていました。もっとファンを喜ばせられるように改善していかないといけません。簡単な試合ではなかったですが、今日の経験は今後の試合に役立ちます」と振り返った。

 また、「スタジアムには1万7000人ぐらいの観客がいて、とても勇気づけられました。日本から応援に来てくれた人たちもいて嬉しかったです」とファン・サポーターに感謝し、「地元のファンや日本のファンのためにもっといいプレーをすることが僕の目標です。1部昇格に貢献したいです」と恩返しを誓った。

 さらに「チームメイトはいい人たちばかりで、とてもいい関係を築けています。ここで問題なく適応し、プレーできると思います」とチームに溶け込んでいるようで、最大の障害と思われる言語についても「スペイン語は少しずつ学んでいます」と明かした。

 なお、テネリフェは同試合で1-0の勝利を収め、2連勝で3位に浮上。次節は8日に敵地でラージョ・バジェカーノと対戦する。

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