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移籍の噂もレアル残留を望むぺぺ「残れるように全力を尽くす」

2017.04.10

アトレティコ・マドリードとの試合で先制点を挙げたペペ [写真]=Real Madrid via Getty Images

 レアル・マドリードとの契約が今シーズン限りで満了するため、マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されているポルトガル代表DFペペが、自らの去就について語った。9日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 ペペは、8日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第31節のアトレティコ・マドリード戦に先発出場。52分には先制点をマークしたが、ドイツ代表MFトニ・クロースとの接触により負傷交代となった。その後の検査で肋骨の骨折が判明し、1カ月程度の離脱が見込まれている。

 重傷を負ったペペだが、9日に行われたサポータークラブの29周年祝賀会に、フロレンティーノ・ペレス会長や、クラブOBの元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏、チームメイトのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスらとともに参加。

 笑顔を見せるなど元気な姿を披露した同選手は、今後の動向について「未来は神のみぞ知る」と前置きしつつ「契約は6月30日まで残っている。すでに口にしてきているが、僕は最後の最後までクラブから声がかかるのを待つし、ここに残れるように日々全力を尽くしている」と語り、横に座るペレス会長に向かって残留をアピールした。

 一方のペレス会長は、ペペの契約問題については言及しなかったものの「彼はピッチ内外で模範的な選手であり、ここでの10年間でチャンピオンズリーグ、リーガ、クラブ・ワールドカップを2回ずつ勝ち取っている。賞賛や尊敬という言葉以外見つからない」と最大級の賛辞を送った。

 アトレティコ・マドリード戦で途中交代した際には、本拠地サンティアゴ・ベルナベウのサポーターから残留を願う大合唱を受けたペペ。果たして、本人の望みどおり、契約延長を勝ち取ることはできるだろうか。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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