アトレティコ・マドリードとの試合で先制点を挙げたペペ [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードとの契約が今シーズン限りで満了するため、マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されているポルトガル代表DFペペが、自らの去就について語った。9日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
ペペは、8日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第31節のアトレティコ・マドリード戦に先発出場。52分には先制点をマークしたが、ドイツ代表MFトニ・クロースとの接触により負傷交代となった。その後の検査で肋骨の骨折が判明し、1カ月程度の離脱が見込まれている。
重傷を負ったペペだが、9日に行われたサポータークラブの29周年祝賀会に、フロレンティーノ・ペレス会長や、クラブOBの元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏、チームメイトのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスらとともに参加。
笑顔を見せるなど元気な姿を披露した同選手は、今後の動向について「未来は神のみぞ知る」と前置きしつつ「契約は6月30日まで残っている。すでに口にしてきているが、僕は最後の最後までクラブから声がかかるのを待つし、ここに残れるように日々全力を尽くしている」と語り、横に座るペレス会長に向かって残留をアピールした。
一方のペレス会長は、ペペの契約問題については言及しなかったものの「彼はピッチ内外で模範的な選手であり、ここでの10年間でチャンピオンズリーグ、リーガ、クラブ・ワールドカップを2回ずつ勝ち取っている。賞賛や尊敬という言葉以外見つからない」と最大級の賛辞を送った。
アトレティコ・マドリード戦で途中交代した際には、本拠地サンティアゴ・ベルナベウのサポーターから残留を願う大合唱を受けたペペ。果たして、本人の望みどおり、契約延長を勝ち取ることはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
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