ザザ(写真右)の活躍を予言したモラタ(写真左) [写真]=Getty Images
深い友情で結ばれていることで知られる、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタとバレンシアのイタリア代表FWシモーネ・ザザ。ユヴェントスのチームメイト時代から多くの逸話が残されている2人だが、この度また新たなエピソードが明らかになった。
今年1月からバレンシアでプレーしているザザは、9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節グラナダ戦で先制点および2点目を挙げ、チームの3-1の勝利の立役者となった。そして、この親友の2ゴールをモラタは試合前日に予言していたという。
モラタはこの度、8日にザザと『WhatsApp』で交わしたやり取りを、自身の『Instagram』を通じて公開。モラタが「シモーネ、君は明日ドッピエッタ(2ゴール)を決める。そんな予感がする!」と呼びかけると、ザザが「頭でっかち!」と返すという、イタリア語でのメッセージ交換をお披露目した。
いくら相手のことが良く分かると言っても、モラタの予知は偶然の域を出ない。しかし、ザザが今シーズン前半のウェストハムでの不振から一転してバレンシアで実力を発揮できている要因には、こういった親友とのやり取りなどで精神的にリフレッシュできていることもありそうだ。
文=北村敦