バイエルン、レアルの白ユニ着用を拒否…3年前の大敗が原因?

レアル・マドリード、バイエルン

レアルは黒いユニ(右)でCL準々決勝第1戦に臨むようだ(写真左は13-14シーズンの準決勝) [写真]=ullstein bild via Getty Images、Getty Images

 12日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、バイエルン(ドイツ)はレアル・マドリード(スペイン)をホームに迎えるが、相手が着用するユニフォームについてある要求を通したようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 報道によると、バイエルンは12日のファーストレグで、レアル・マドリードが白を基調としたファーストユニフォームを着用することを認めなかったという。同クラブは上下が黒のサードユニフォームでアリアンツ・アレーナでの一戦に臨むようだ。

 同紙は「バイエルンがマドリードに黒いウェアを着用させる」と見出しを掲げ、レアル・マドリードがバイエルンとのアウェイゲームでファーストユニフォームを着用しないのは史上初だと紹介した。バイエルンは赤を基調としたユニフォームで臨むため、レアル・マドリードはファーストユニフォームを着用しても視認上の問題はないと指摘されているが、なぜ上記の要求がなされたのだろうか。

『マルカ』は、バイエルンが前回の対戦でレアル・マドリードに大敗していることを理由として推測している。両クラブがCLの決勝トーナメントで対戦するのは2013-14シーズン以来で、前回は準決勝での激突だった。ファーストレグを0-1で落としたバイエルンは、ホームでのセカンドレグで逆転を狙ったが、結果は0-4。2試合合計0-5と圧倒され、屈辱的な敗退となった。

 同紙の予想が的中しているかどうかは定かではないが、過去に幾度となく名勝負を繰り広げてきた両雄の対決は、今までとは異なる色合いでの一戦となりそうだ。

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