レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのバイエルン戦で、47分と77分にゴールを記録し、UEFA(欧州サッカー連盟)主催クラブ大会で通算100ゴールに到達した。試合後にインタビューに応じ、クラブの公式サイト、大手メディア『ESPN』などが伝えている。
100点の内訳はCLで97ゴール、CLプレーオフで1ゴール、UEFAスーパーカップで2ゴールとなっており、前所属のマンチェスター・Uで16ゴール、現在のレアル・マドリードで84ゴールを記録。97ゴールで2位につけるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシよりも一足先に大台に到達し、史上初の快挙を達成した。
記録達成に対してC・ロナウドは「僕を愛して応援してくれる人たちは、決して僕の力を疑ったりしなかった。達成の瞬間を心待ちにしていたから、すごく嬉しいし誇りに感じる。バイエルンのような強豪との対戦で達成できたこともさらに嬉しいね」と喜びを噛み締めた。
注目の大一番で勝利を掴んだことに対しても「アウェイで強いチームと戦うのは、決して簡単なことではない。前半はリードを許したけれど、後半の早い段階で同点に追いつけたことが大きかった。勝利に値する試合だった」と手ごたえを示した。
また、バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーのパフォーマンスを「彼があんなに素晴らしいセーブを見せなければ、もっとゴールを奪えていたと思うよ。とても良いプレーだった」と絶賛。「今夜勝利したとはいえ、まだ何も手にしてはいない。セカンドレグですべてが決まる」とホームでの決着に向けて、気を引き締めていた。
準々決勝セカンドレグは18日、レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われる。