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自信をのぞかせるピケ「ユヴェントス戦の逆転もクラシコ制覇も可能」

2017.04.17

正念場の1週間に自信を見せるDFピケ [写真]=Getty Images

 15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節、バルセロナはホームでレアル・ソシエダに3-2で競り勝ち、1試合消化が少ない首位レアル・マドリードと3ポイント差の2位をキープした。

 8日に行われた前節では格下マラガに0-2で惨敗し、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでは強豪ユヴェントスに0-3で完敗するなど、アウェイで連続完封負けを喫したバルセロナだが、この日の勝利により公式戦での連敗を2試合でストップ。今後は19日にはホームでユヴェントスとのセカンドレグ、23日にはアウェイでレアル・マドリードとの次節と大一番が続くが、スペイン代表DFジェラール・ピケが正念場の1週間に向けた抱負を表した。

 レアル・ソシエダ戦後のインタビューで、「試合を終えても状態は良いし、次のCLの一戦でプレーする準備はできている」と話したピケは、ユヴェントスとのセカンドレグでの大逆転に意欲を燃やした。

「トリノでの僕達は殆どチャンスを作れなかった。自分達を信じ切る強い心が足りず、弱さを見せてしまった。しかし、自信をもってプレーできれば、僕達は全く異なるチームになる。カンプ・ノウでの一戦はユヴェントスにとって間違いなく大変な試合になる」

 ピケは一方、レアル・マドリードとの伝統の一戦“クラシコ”は、ユヴェントス戦の出来が大きく影響するとの見解を示した。

「2つの試合は密接に繋がっている。もし水曜の試合で逆転劇を演じられれば、日曜の試合に向けて大きな自信となる。しかし、それができなければ、傷ついた心でマドリードに向かわなければならなくなる」

CL決勝トーナメント1回戦ではパリ・サンジェルマンを相手に、アウェイでのファーストレグを0-4で落としながらホームでのセカンドレグを6-1で制し、奇跡的な大逆転で準々決勝に駒を進めた経緯があるバルセロナ。「最高に盛り上がる1週間になるだろう」と不敵に述べたピケは、ユヴェントスもレアル・マドリードもまとめて撃破できるとの自信を見せた。

「僕達は厳しい状況に置かれている。だが、こういった事は長いシーズンでは必ず起きるものだし、もう失うものは何もない。僕達はパリでの結果をひっくり返したし、これまで何度もマドリードで勝利を収めて来た。それゆえ、ユヴェントス戦の逆転もクラシコ制覇も可能だ」

By WOWOW

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