退場する際、ピケに対して批判的なジェスチャーをしたS・ラモス [写真]=Getty Images
23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節でレアル・マドリードとバルセロナが対戦した。その試合の終盤にバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの危険なタックルで退場処分となったレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがピッチを後にする際とった行動が物議を醸している。イギリス紙『サン』が24日付で報じている。
その問題の行動とは、ラモスがピッチを出る際、ピケに向かって身振り手振りで何かを伝えた模様。口の前で手を開閉させて、ツイッターでの“つぶやき”を揶揄するようなポーズをとった。この光景はSNSで拡散され、世界中で話題となった。
スペイン代表ではチームメイトである両選手だが、ラモスはスペイン紙『マルカ』にピケへの不満を包み隠さずに語った。
「退場処分は大げさだったと思うよ。僕はそのシーンを40回は見直したよ。確かにタックルが遅れたのは認めるけど、誰かを傷つけるつもりはなかったんだ。メッシはうまく転んだが、僕は彼に手を触れていなかったし、この判定は試合に大きな影響を与えたよ」
「ピケはいつも彼のツイートや苦情で彼ら(審判)に多くのプレッシャーを与えているんだ。僕は彼に向けてジェスチャーしたことについて後悔はしていないよ。あの大事な試合で退場することになってしまって残念だよ」
これまで度々、ピケのツイートに対して反応を見せてきたラモスだが、今年1月にピケが「審判団はレアル・マドリードに贔屓をしている」というツイートをしたことが発端となり、今回の騒動に発展したものとされている。
By サッカーキング編集部
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