リーガ公式サイトのテキスト速報ではレアルとバレンシアの「ゴール」の表現の差が明らかに違う
ハビエル・テバスが会長を務めるリーガの公式サイトには、会長の好みがはっきり現れていた。
リーガの公式サイトが伝えた、サンティアゴ・ベルナベウでのリーガ第35節レアル・マドリード対バレンシアのテキスト速報において、そのゴールの表現が物議を醸している。
バレンシアのダニ・パレホが決めた同点ゴールの際には「Gol! R・マドリード1―1バレンシア。ダニ・パレホがゴール左から右足で直接フリーキックを決めた」とだけ表現した一方で、R・マドリードに勝利をもたらしたマルセロの2点目のゴールは「¡Gooooool! R・マドリード2―1バレンシア。アルバロ・モラタのアシストで、マルセロが右サイドから中央に切り込み、右足でゴールを決めた」と説明したのだ。
R・マドリードの2点目には、スペイン語の感嘆符である「¡」がついている上に、Golの「o」の文字が5つも多く書かれている。
パレホのゴールは、この試合で最もスペクタクルなものだったが、単純な「Gol」という表現に終わってしまった。このバレンシアのゴールへの扱いで感じる怒りは、クラシコで試合を決めたリオネル・メッシの3点目のゴールに対して、ラ・リーガの会長であるハビエル・テバスが「残念なメッシのゴール」と言った時に匹敵するものだ。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)