乾はレガネス戦に4試合連続で先発出場した(写真は24日のビルバオ戦)[写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第35節が4月30日に行われ、MF乾貴士の所属するエイバルとレガネスが対戦した。乾は3試合連続の先発出場で左MFに入った。
8位のエイバルは2試合連続で退場者を出す不安定な戦いが続いており、ここ3試合勝利から遠ざかっている。今節は、残留争いの17位に沈むレガネスをホームに迎えた。
エイバルは17分、左サイドの乾が鋭いクロスを送ると、キケ・ガルシアが頭で合わせるが、シュートは枠の右に外れる。23分には乾が左サイドからクロスを入れると、そのままループ気味に枠へ飛ぶが、わずかにクロスバー上に逸れた。
31分、乾からパスを受けたペドロ・レオンがエリア前中央で右足を振り抜くが、ミドルシュートは相手GKにセーブされた。乾は後半に入って48分に、エリア前左から右足ミドルシュートを放つが、枠を捉えられなかった。
なかなか試合が動かない中、エイバルは60分にクリスティアン・リベラとアドリアン・ゴンサレスを下げて、アナイツ・アルビージャとセルジ・エンリクをピッチに送り出す。
すると直後の62分、左サイドのダビド・フンカのアーリークロスから、中央のキケ・ガルシアがヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、エイバルが先制に成功した。さらに66分にはフンカのパスでセルジ・エンリクが抜け出し、エリア内左で冷静に右足を振り抜いてゴール右隅に決めた。
2点リードを得たエイバルは、このまま相手の反撃をシャットアウト。2-0の完封勝利で4試合ぶりの白星を収めた。なお、乾は2試合連続でフル出場を果たした。
By サッカーキング編集部
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