ダービーマッチでゴールを決めたスアレス [写真]=NurPhoto via Getty Images
現地29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節、バルセロナはアウェイでエスパニョールとの“カタルーニャ・ダービー”に3-0で快勝した。
この試合、エスパニョールの統率した守備に苦しめられたものの、後半立ち上がりの50分のウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールで試合の均衡を破ったバルセロナ。その後は76分にクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが追加点を挙げると、87分には再びスアレスがゴールを決め、そのまま完封勝利を収めた。
貴重な先制点を含む2ゴールを決め、ダービー制覇の立役者となったスアレスは、難しい試合をものにできたことに満足感を表した。
「何ら簡単な事のない試合だった。前半はエスパニョールが非常に良い守備プランを実行してきたので、なかなか解決策を見つけられなかった。それでも、僕達の厳しさ、意欲、野心は試合を通じて失われなかった。チャンスを逃さずに先制し、それにより落ち着いてプレーできるようになった。その後は試合をコントロールし、きっちりと勝負を決めた」
スアレスは一方、ここまで公式戦5試合ゴールがなかったことについては、全く不安を感じていなかったことを説明した。
「その意味合いからして、ゴールを決めることができ満足している。しかし、ここ数試合点を取っていなかったからといって、脅迫観念に駆られることは全くなかった。サッカーの世界では起こり得ることだからね。重要なのはチームを助けることであり、誰がゴールを決めるかは問題ではない」
この勝利により首位の座を守ったバルセロナだが、同率勝ち点の2位レアル・マドリードは消化が1試合少ないため、自力優勝の権利はない。この状況を理解するスアレスは、まずは自分達が残り試合に全勝することに集中するとの姿勢を示した。
「僕達は残り3試合を全て勝たなければならない。それ以外に優勝する方法はない。最後までライバルにプレッシャーを掛け続けたうえで、最終的にどうなるか期待するべきだ」
バルセロナは6日、ビジャレアルとホームで対戦する。
(記事提供:WOWOW)
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