PK前に駆け引きをするジエゴ・アウヴェス(右)[写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ屈指の「PKストッパー」として知られるバレンシアのGKジエゴ・アウヴェス。
今シーズンも凄まじいペースでPKをセーブしているが、29日に行われた第35節レアル・マドリード戦では、1-0とリードされ迎えた57分、クリスティアーノ・ロナウドのキックをキャッチした。
キッカーに対して体のモーションで揺さぶりをかけるGKもいるが、ジエゴ・アウヴェスはロナウドがボールを蹴るまで一切動かず、ボールが足につく瞬間に左方向へと飛んだ。まるで、最初からボールがそこに飛んでくるのが分かっていたかのような完璧な反応である。
4月3日時点で、45.6%のPK阻止率をマークしていたジエゴ・アウヴェス。
これが今シーズン6度目のPKストップであり、ロナウド相手には4本中3本でゴールを防ぐなどまさに“天敵”とも言える存在になりつつある。
11 – Diego Alves is the fourth goalkeeper (11) Cristiano has scored more goals to in La Liga. Duel pic.twitter.com/6xHh4FlAWC
— OptaJose (@OptaJose) April 29, 2017
その一方で、ロナウドはこの日ヘディングで先制点を奪っており、これがジエゴ・アウヴェスから奪う11点目に。リーガにおいてロナウドがジエゴ・アウヴェス以上にゴールしているGKは3名しかおらず、PKを除けば“お得意様”の一人であるようだ。
(記事提供:Qoly)
By Qoly