レアル・マドリードでプレーするモラタ(左)とベンゼマ(右) [写真]=Getty Images
10日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグで、アトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を戦うレアル・マドリード。敵地ビセンテ・カルデロンでの大一番を前にスペイン紙『アス』がアンケートを実施し、ファンが望むスターティングメンバーが明らかとなった。
各ポジション別に先発出場を希望する選手を選び出す今回のアンケートには、2万人以上のファンが回答。その結果、スタメン11人のうち9人が、2日に行われたファーストレグで先発出場したメンバーとなった。
FWでは、ファーストレグでハットトリックを達成する活躍を見せたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、95パーセント以上の支持率に相当する1万9000以上の票を獲得して順調に選出された。対照的に、“スタメン落ち”という厳しい結果を突きつけられたのが、同選手と2トップを組んでいたフランス代表カリム・ベンゼマである。
センターフォワードのレギュラーとして、公式戦44試合に出場しているベンゼマだが、獲得票数は約4200にとどまり、FW登録選手のなかで3番手の評価だった。代わって、スタメンを希望する声が多かったのは、スペイン代表FWアルバロ・モラタ。今シーズンの公式戦出場時間数はチームで17番目ながら、C・ロナウドに次ぐ20ゴールを挙げている同選手は、ベンゼマの倍以上となる約1万1000票を獲得した。
また、ファーストレグで負ったケガの影響で欠場が確定しているスペイン代表DFダニエル・カルバハルの代役には、同代表DFナチョ・フェルナンデスが選出されている。同選手はファーストレグで、負傷交代したカルバハルに代わって右サイドバックで好プレーを披露。獲得票数は約1万7000を数え、全体でも5番目に高い人気を誇っている。
なお、中盤ではスペイン代表MFイスコが約1万6000票を獲得し、スタメン入り。ファンの多くはファーストレグ同様、中盤を4人で構成することを希望しているようだ。
2年連続のCL決勝進出に王手をかけているレアル・マドリード。ジネディーヌ・ジダン監督は、果たしてどのような先発メンバーを送り出すのか注目が集まる。
■『アス』のアンケート結果に基づく、レアル・マドリードのスタメン
▼GK
ケイロル・ナバス
▼DF
ナチョ・フェルナンデス(★)
セルヒオ・ラモス
ラファエル・ヴァラン
マルセロ
▼MF
トニ・クロース
カゼミーロ
ルカ・モドリッチ
イスコ
▼FW
アルバロ・モラタ(★)
クリスティアーノ・ロナウド
※(★)は、2日のファーストレグでスタメンではなかった選手
(記事/Footmedia)
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