バルセロナの下部組織出身のサンドロ(右) [写真]=Getty Images
マラガのU-21スペイン代表FWサンドロ・ラミレスが、21日に行われるリーガ・エスパニョーラ最終節、レアル・マドリード戦での活躍を誓った。スペイン紙『アス』が報じている。
21歳のサンドロはバルセロナのカンテラ(下部組織)出身。2013-14シーズンからはバルセロナBでプレーし、2015年にはトップチームに昇格したが、なかなか出場機会が得られず、今シーズンからフリーでマラガに加入した。ここまでの公式戦では30試合に出場し、16ゴールを記録。ブレイクを果たした同選手に、アトレティコ・マドリードやセビージャ、そしてエヴァートンが関心を寄せているといわれている。
マラガは最終節で首位のレアル・マドリードと対戦。17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節延期分で、レアル・マドリードがセルタに4-1で勝利したため、サンドロにとっての“古巣”であるバルセロナは2位に転落した。首位に立つレアル・マドリードとは勝ち点3差となり、レアル・マドリードがマラガ戦で引き分け以上なら優勝が決定し、バルセロナはリーグ3連覇を逃すことになる。
サンドロは未だに強くバルセロナへの恩を感じており、自分が活躍することでレアル・マドリードの優勝を阻止したいと意気込んだ。
「僕が得点して勝てば、バルセロナが優勝できるかもしれない。彼らにタイトルを渡したい」。
「夢のような一日になることを祈ってるよ。バルサにはとにかく感謝しているんだ」。
マラガは37試合を終え、12勝10分15敗の勝ち点「46」で11位、直近5試合は4勝1分と好調をキープ。第19節のアウェイでのレアル・マドリード戦では1-2で惜敗している。
By サッカーキング編集部
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