自身を罵るチャントに反応したピケ [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、レアル・マドリードのサポーターによる自身へのチャントについてコメントした。24日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
21日のリーガ・エスパニョーラ最終節でマラガを下し、リーグ制覇を果たしたレアル・マドリード。同クラブは敵地を後にすると、その足でマドリードに戻り、大勢のサポーターとともに凱旋パレードを行った。一体となって優勝の喜びを分かち合っていたが、パレードの途中、サポーターが「ピケ、糞野郎、王者を歓迎しろ」と大合唱。同選手を罵るチャントを繰り返していた。
この件に関してピケが反応。同選手は「チャントのことはちっとも気にしていないよ。至って普通のことだ。彼らは今とてもハッピーだろうね」と語り、自身への罵倒に物怖じしていない様子を見せた。
ピケはこれまで、“宿敵”に対する発言で幾度となく波紋を呼んできた。同選手はレアル・マドリードが微妙な判定でPKを獲得した際には、すかさず自身のSNSを通じて「審判団はひいきしている」などと発言。繰り返されるこうした言動に、レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが「ピケの性格は知っているから」とコメントするなど、周囲も半ば呆れた状態だった。
By サッカーキング編集部
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