脱税疑惑を報じられたC・ロナウド [写真]=Power Sport Images/Getty Images
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに続いて、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにも脱税疑惑が浮上しているようだ。スペイン紙『マルカ』が25日、同国のラジオ局『カデナ・コペ』や『カデナ・セール』の報道を引用して伝えている。
報道によると、C・ロナウドが2011年から2013年にかけて肖像権収入を不正申告し、800万ユーロ(約10億1000万円)以上を脱税しているとスペインの税務局が見込んでいるようだ。事実であれば、24日に最高裁判所から懲役21カ月(スペインの法律では2年以下の懲役刑には執行猶予が付いていることから、収監は免れる見通し)を言い渡されたメッシの脱税額400万ユーロ(約5億円)の2倍の額となる。
C・ロナウドについての今回の報道では、問題はすでに検察庁へ渡っているという。2014年の納税内容について状況を整理、正常化しようとしていた過去もあることから、本件が行政犯罪なのか、脱税罪に該当するのかの判断がなされるようだ。仮に行政犯罪と見なされれば、C・ロナウドは不正取得となっている800万ユーロと追徴金を支払うこととなる。脱税罪に認定された場合は、不正のあった年度ごとに懲役4カ月(2011年から2013年に脱税疑惑があるため、計12カ月)を科される可能性があるという。
メッシに続いてC・ロナウドにも脱税疑惑が浮上することとなったが、果たして真相は。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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