K・ナバスが坊主になった場面を収めた動画が公開された [写真]=Getty Images
レアル・マドリードの守護神、コスタリカ代表GKケイロル・ナバスは優勝を決めたマラガ戦後、突然坊主頭で現れた。「すべての闘病者に捧げる」と語った彼の行動には各国から称賛が集まっている。
🇪🇸いい話🇪🇸
ガン患者との約束…レアルの守護神、K・ナバスが突然坊主になった訳 https://t.co/W541hyDPMD#ナバス (@NavasKeylor)が優勝決定後のロッカールームで突然坊主に。その理由が多くの感動を呼んでいます。#サッカーキング pic.twitter.com/wuiyagjVfb— サッカーキング (@SoccerKingJP) May 23, 2017
その舞台裏をレアル・マドリードが24日、公式youtubeチャンネルに公開。美容師役を務めたのは陽気な性格でファンから愛されているブラジル代表DFマルセロだった。
K・ナバス「これまでずっと神様に祈り、語りかけてきました。そしてもしタイトルを獲得できたら、髪をすべて剃って、タイトルを本当に苦しんでいる人たち、髪が抜け落ちてしまうほど辛い治療を受けている子供達に捧げると誓いました。そして今日、このタイトルを私の家族はもちろん、そういった子ども達と彼らの家族に捧げます。」
マルセロ「お客様、始めてもよろしいでしょうか」
マルセロ「本当に全部?」
K・ナバス「全部!」
マルセロ「誰か椅子持ってきて!」
K・ナバス「(近づいてきたスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスに)これは病院にいるすべての子供たちのためだよ。」
マルセロ「1つだけ、まだ剃りたい所はある?」
K・ナバス「うん、全部剃って!」
マルセロ「50ユーロ(約6000円)になります。よろしいでしょうか?」
K・ナバス「ありがとう。あとでなにか奢るよ」
K・ナバス「(やり残しに手を付け始めたマルセロに)マルセ(愛称)! その向きはだめ!」
(フランス代表DF)ラファエル・ヴァラン「マルセ、どれくらいとるの?」
マルセロ「50ユーロ」
動画ではK・ナバスの素敵な行動のほか、選手同士の仲の良さも伺えた。
レアル・マドリードは6月3日に、史上初のチャンピオンズリーグ連覇をかけてユヴェントスと対戦する。
By サッカーキング編集部
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