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レアル、移籍市場での売却額が過去最高額に? 4選手売却の可能性

2017.06.16

売却が噂される4選手、左からハメス、モラタ、D・ジョレンテ、マリアーノ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは、夏の移籍市場での売却額が過去最高を記録する可能性があるようだ。14日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙によると、レアル・マドリードは今夏、最大で6選手の放出を検討しているという。該当者として名前が挙がっているのは、ポルトガル代表DFファビオ・コエントランと同代表DFペペ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、スペイン代表FWアルバロ・モラタ、スペイン人DFディエゴ・ジョレンテ、ドミニカ共和国代表FWマリアーノだ。

 このうち、ベンフィカへのレンタル移籍が報じられているコエントランについては、移籍金が発生しない見込み。また、今月末で契約満了となるペペもフリーで退団することになる。それでも、残り4選手を希望価格で売却した場合、レアル・マドリードは1億6000万ユーロ(約200億円)以上を手にすることになり、ドイツ代表MFメスト・エジルやアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを放出した2013年夏の1億1350万ユーロ(約140億円)を上回る過去最高の売却額を記録するという。

 なお、同クラブは、マンチェスター・Uへの移籍が秒読みとなっているモラタについて、9000万ユーロ(約111億円)以下のオファーには応じない模様。また、今夏の放出が確実視されているJ・ロドリゲスについては、7000万ユーロ(約87億円)以上での売却を望んでいるようだ。さらに、レアル・ソシエダへの移籍がほぼ合意に達しているD・ジョレンテには800万ユーロ(約10億円)、買取りオプションを付帯するという条件付きながら放出濃厚となっているマリアーノには500万ユーロ(約6億円)の値がついているとされる。

「銀河系軍団」という愛称が存在するように、レアル・マドリードはこれまでの移籍市場で各国のスター選手を次々に獲得する“買い手”となってきたが、今夏は“売り手”としても存在感を発揮することになりそうだ。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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