日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、バルセロナBのU-20韓国代表FWイ・スンウの獲得を狙っているようだ。ドイツ紙『ビルト』が19日に報じている。
同紙によると、ドルトムントがFIFA U-20ワールドカップ 韓国にスカウトを派遣し、自国開催の同大会で活躍を見せたイ・スンウの視察を行ったという。同紙は「強い印象を残した」と同選手のプレーを高評価。バルセロナBとの契約が2019年まで残っていることを紹介したうえで、ドルトムントがイ・スンウに熱視線を送っていると報じた。なお、マンチェスター・Uやマンチェスター・Cも同選手に関心を示している模様だ。
イ・スンウは1998年生まれの19歳。2011年にバルセロナの下部組織へ加入し、今シーズンはUEFAユースリーグで2ゴールを記録した。韓国の期待を背負う新星だが、バルセロナではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを筆頭に大物選手が揃っているだけに、出場機会を得ることは難しいと同紙は記している。
ドルトムントはJリーグワールドチャレンジ(来月15日)で浦和レッズと対戦するため、来日する。同紙は「韓国のスーパータレントとともに」アジアツアーへ向かうかもしれないと記しているが、果たして移籍は実現するだろうか。