サッカー選手は時として、自分の所属しているクラブのファン以外の人とも記念撮影を迫られる時もある。
バルセロナのオランダ代表GKヤスパー・シレッセンは、出席したイベント会場で宿敵レアル・マドリードのユニフォームを着た少年から記念写真を頼まれる奇妙な場面に遭遇。この要望に快く応じたシレッセンだが、イベントで配られていたパンフレットでレアル・マドリードのエンブレムを隠すユーモアな一面を見せた。
シレッセンは、2016年8月に1300万ユーロ(約16億1618万円)に200万ユーロ(約2億4900万円)のインセンティブを加えた移籍金でアヤックスから5年契約で入団。シーズンを通してコパ・デル・レイ8試合、リーガ・エスパニョーラ1試合、チャンピオンズリーグ2試合の合計10試合に出場した。
無失点試合を3度記録するなど、出場機会は多くなかったものの、第2GKとしてバルセロナを支えてくれていた。特にコパ・デル・レイ準決勝のアトレティコ・マドリード戦では、正GKであるドイツ代表マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにも劣らぬスーパーセーブを度々見せていた。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)