昇格プレーオフ4試合で1ゴール2アシストを記録した柴崎岳 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ2部のテネリフェに所属するMF柴崎岳が、同1部のベティスへ移籍する可能性が浮上しているようだ。スペインメディア『El GOL』が25日に伝えている。
今年1月末に鹿島アントラーズからの移籍加入が決まり、テネリフェの一員として今シーズン後半を戦った柴崎。24日に行われた1部昇格プレーオフ決勝セカンドレグでは1アシストを記録したものの、ヘタフェに1-3と敗戦。ファーストレグで先勝して得たアドバンテージを活かせず、2試合合計2-3と逆転を許して昇格を逃してしまった。
柴崎は昇格プレーオフ準決勝セカンドレグのカディス戦でゴールを決めると、決勝の2試合では各1アシストを記録。プレーオフ4試合で1ゴール2アシストと存在感を示した。
今回の報道によると、ベティスが柴崎の獲得に関心を示しているという。今月末で契約が切れ、フリートランスファーで獲得可能となる同選手の獲得へ動く可能性があるようだ。ベティスは今シーズン、リーガ・エスパニョーラ1部で15位だった。
テネリフェ残留となれば来シーズンも2部で戦うこととなるが、柴崎自身は1部でのプレーを望んでいるとも伝えられた。チームは昇格を逃したが、印象的な活躍で“個人昇格”を勝ち取る可能性は十分にあるだろう。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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