バルセロナとの対戦が決まったシャペコエンセの選手たち [写真]=Getty Images
シャペコエンセ(ブラジル1部)が8月7日に、バルセロナと対戦することが分かった。また、8月15日に日本で行われるスルガ銀行チャンピオンシップ 2017 SAITAMAにも参加することを表明したという。
昨年11月にコパ・スダメリカーナ2016の決勝会場に向かう途中で、選手、クラブ関係者を乗せた飛行機がコロンビアで墜落し、搭乗者の大半を占める70人以上が犠牲となったシャペコエンセ。その後、新たな選手たちを加え再始動し、州選手権で奮闘していた。ファーストステージは惜しくも2位だったが、セカンドステージは1試合を残して見事に優勝を手にするなど結果を残している。
同クラブは8月7日に、バルセロナが毎年新シーズン開幕前に開催する第52回ジョアン・ガンペール杯で、バルセロナの本拠地カンプ・ノウにて試合を行うことになった。バルセロナの公式HPでは「この場で71人の犠牲者を追悼する意味合いもある。バルサは同クラブの組織的、またはスポーツ面での再構築を支援する意思を持っている」と、シャペコエンセを招待する背景を説明している。
O amistoso contra o @FCBarcelona – agendado, a princípio, para o dia 07/08 – foi confirmado pela diretoria da Chapecoense. ⚽️🏹#VamosChape pic.twitter.com/G9WEzFjcjE
— Chapecoense (@ChapecoenseReal) June 28, 2017
また、8月15日にはスルガ銀行チャンピオンシップ 2017 SAITAMAに出場。一時はタイトなスケジュールを理由に出場辞退を検討していたようだが、ブラジルメディア『Globo』によれば正式に参加を決定したようだ。シャペコエンセは事故を受け、決勝で対戦する予定だった相手のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)から優勝を譲られたため、コパ・スダメリカーナ2016の優勝チームとして、2016 JリーグYBCルヴァンカップの優勝チームである浦和レッズと、埼玉スタジアム2002で対戦する。
By サッカーキング編集部
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