バルセロナへの思いを語ったイニエスタ [写真]=Power Sport Images/Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが10日、故郷であるフエンテアルビージャに完成したサッカー場「クライフ・コート・アンドレス・イニエスタ」の開設式に参加し、自身のキャリアについて言及した。10日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
バルセロナ財団やヨハン・クライフ財団などの出資で完成した「クライフ・コート・アンドレス・イニエスタ」は、バルセロナとイニエスタの強い関係性を示すものと見られるが、同選手も長年所属するクラブに並々ならぬ愛着を抱いているようだ。
開設式の冒頭にスピーチを求められたイニエスタは、その中で「いつも言ってきたことではあるけれど、僕はバルセロナで引退したいと思っているんだ。12歳の頃からずっとプレーしているクラブだしね」と語り、バルセロナ一筋での引退を望んでいることを改めて強調した。
「僕はまだ数年は最も高いレベルでのプレーが可能だと思うから、将来について決めるのは早すぎる。でも、バルセロナは僕にとってずっと居たい場所で、長く居られることを願っている」とも語ったイニエスタ。バルセロナを退団し、他のクラブで現役を引退する考えはないようだ。
なお『マルカ』は今回の発言について、現役引退後にバルセロナのスタッフとしてクラブに残留することを希望したものではないかと報じている。選手としてのキャリアが終幕に近づいていることはイニエスタ本人も感じている模様で、今後は現役引退後の進路に関する報道が増えていくかもしれない。
(記事/Footmedia)
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