2016-17シーズン限りで現役を引退したティアゴ [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは14日、2016-17シーズン限りで現役を引退した元ポルトガル代表MFティアゴ・メンデス氏が、トップチームのアシスタントコーチに就任したことをクラブ公式サイトで発表した。
現在36歳のティアゴ氏は、ブラガの下部組織出身で2002年にベンフィカに移籍。チェルシー、リヨン、ユヴェントスと渡り歩き、2010年1月にアトレティコにレンタル移籍し、2011年7月に完全移籍へと移行した。
2016-17シーズンはケガの影響もあり、公式戦15試合出場で1ゴールにとどまった。それでも、5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場し、3-1の勝利に貢献して有終の美を飾っていた。現役ラストマッチ後には「アトレティコでプレーできたのはとても誇らしいこと。今後もサポートを続けるし、常に僕の心のクラブだ」とコメントしていた。
ティアゴ氏は戦術知識が豊富で、2004-05シーズンにチェルシーで指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・U)から将来の名将候補に挙げるられるほど。慣れ親しんだアトレティコで、ディエゴ・シメオネ監督の側近として歩み始めた“戦術家”の新たなキャリアにも注目だ。
By サッカーキング編集部
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