D・アウヴェス(左)がネイマール(右)をパリSGに勧誘している [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンのブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが、同クラブへの移籍が噂されるバルセロナの同代表FWネイマールについてコメントした。スペイン紙『アス』が29日付で伝えている。
D・アウヴェスとネイマールは、バルセロナで数多くのタイトルをつかみ取った間柄で、ブラジル代表でも多くの時間を共にしている。今夏はバカンスの一部も共に過ごしていたといい、一部ではD・アウヴェスがパリ・サンジェルマン加入を決めたのはネイマールが同クラブに加入することを知ったからとも報じられた。
そんな中、D・アウヴェスは29日に行われたモナコとのフランス・スーパーカップに先発出場。直接FKでゴールを挙げるなど1得点1アシストの活躍で、パリ・サンジェルマンに今シーズン最初のタイトルをもたらした。同紙は、D・アウヴェスの試合後のコメントを掲載。その中で、ネイマールを同クラブに勧誘する内容の発言をしている。
「彼(ネイマール)が決めることに関して僕は何も関係していない」とD・アウヴェスは前置きしながらも、「僕はいつも友達にはそばにいてほしいと思っている」と言及。さらに「僕たちは両手を広げて歓迎するよ」と続け、ネイマールの加入に期待を寄せた。
また、D・アウヴェスは現在ネイマールを取り巻いている状況について、ネイマールがバルセロナに加入した2013年に似ていると感じているようだ。
「(2013年の時は)僕は何も彼が決めたことに関わっていない。彼にバルセロナがどんなチームなのかを伝えただけだ。そして、彼はバルセロナに来ることを決めた。このような状況というのは勇敢な者のためにある。僕は勇敢だったから、バルセロナを去ってユヴェントスに移籍した。今、ネイマールは彼自身の成熟と進歩を見込まなければならない。もし彼が残りたいなら、残るべきだ。もし彼が出ていきたいなら、出るべきだ。明らかなのは、彼が僕たちと共にいることを僕は好むということだね」
一部ではネイマールがバルセロナのチームメイトに別れを告げたとも報じられているが、D・アウヴェスの存在はパリ・サンジェルマン移籍の決め手となるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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