かつてイングランド代表で活躍したゲーリー・リネカー氏が、レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマの決定力に苦言を呈している。
レアル・マドリードは17日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でトッテナムと対戦し、1-1で引き分けた。トッテナムに先制を許したレアル・マドリードだったが、前半のうちにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのPKで同点に追いつくと、後半は逆転のチャンスを幾度となく迎える。54分にはゴール前でベンゼマが決定的なヘディングシュートを放ったが、至近距離から放ったこのシュートはフランス代表GKウーゴ・ロリスにストップされてしまった。
ベンゼマは前半立ち上がりの5分にも先制の絶好機を逸していたが、さすがにリネカー氏も我慢ならなかったのだろうか。同氏は自身の公式ツイッター上に「過大評価されているのは私だろうか、それともベンゼマだろうか?」と投稿。さらに「レアル・マドリードのような強力なチームで毎試合ゴールを決めるのは何も特別なことじゃない。まともな、というのは優れていることとは違う」と続け、その決定力に疑問を呈している。
https://twitter.com/GaryLineker/status/920378807655305218
今シーズンのベンゼマはここまでリーガ・エスパニョーラで4試合出場1得点、CLでも初出場となったトッテナム戦で無得点とゴール数を伸ばせていない。C・ロナウドとの関係性を高く評価されているものの、リネカー氏のような意見にはゴールで応戦するしかなさそうだ。
次戦、レアル・マドリードは22日にリーグ第9節で日本代表MF乾貴士の所属するエイバルと対戦する。