チームを勝利に導くことが出来なかったC・ロナウド [写真]=Getty Images
23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節で、レアル・マドリードはバルセロナにホームで0-3の敗戦を喫した。2016年1月のジネディーヌ・ジダン監督就任後、バルセロナ相手に無得点で敗れるのは初めてのことになる。伝統の“エル・クラシコ”で、レアル・マドリードに何があったのか。24日付のスペイン紙『アス』が、5つの敗因を挙げている。
■ジダン監督がアイデンティティを変更したことが裏目に
ジダン監督はレアル・マドリード本来のアイデンティを保つことよりも、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを封じるためのシステムを採用することを優先した。スペイン代表MFイスコをベンチに置き、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチを先発起用したが、このプランは失敗に終わった。彼らはビルドアップに人数を割いていたこともあって、前半はボール支配率で相手を上回った(レアル・マドリード:53%、バルセロナ:47%)。しかし、相手ゴール前まで攻め上がる回数は減少。リーグ連覇を狙うのであれば、勝利は必須だったにも関わらず、だ。さらにメッシをマークすることに執着しすぎるあまり、コヴァチッチはゾーンの感覚を失い、1失点目の場面では酷い守備対応を見せてしまった。そしてこのゴールによって、ゲームは壊れた。
■後半の崩壊
前半、レアル・マドリードはハイプレスを仕掛けることでスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの自由を奪い、ビルドアップ時のミスを誘発した。しかし後半に入ると、スピードに乗ったカウンター攻撃を狙うために、重心を数メートル下げた。その結果、ボールを保持できるようになったバルセロナはゲームを支配し始め、レアル・マドリードの勢いはトーンダウンすることに。ピッチ上で正しいポジションを取れる選手はおらず、ボールを後方から追いかける羽目になり、失点を重ねた。逆転を狙うチームに残されていたのは意地や誇りだけで、スコアがひっくり返ることもなかった。
■あの得点力、そしてベンゼマはどこへ?
ジダン監督が率いるレアル・マドリードは昨シーズン、全公式戦でゴールを奪い、今年9月には73試合連続ゴールという新記録を達成した。しかし、今シーズンはすでに4試合で無得点に終わっている。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはあらゆる方法でゴールを狙ったが、前半の明らかな決定機では空振り。またフランス人FWカリム・ベンゼマが放ったシュートもポストを叩いた。同選手のプレーぶりはあまりに物足りないもので、レアル・マドリードのファンもいよいよ我慢の限界に達したのか、彼にこれ以上ないほどのブーイングを浴びせた。ここまでリーグ戦2ゴールでは戦犯扱いであり、彼を擁護するジダン監督にも弁明の余地はない。
■GKケイロル・ナバスは安定感が欠如した守備の犠牲者に
アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガの加入が秒読みとなる中、コスタリカ代表GKケイロル・ナバスはチーム最高のパフォーマンスを披露して、再び評価を高めた。被枠内シュート11本で3失点を喫したものの、前半にあったブラジル代表MFパウリーニョのボレーシュート、そして後半のメッシのシュートを素晴らしい反応で防いだ。ただし、今回のクラシコでは、チームの不安定な守備の犠牲者になったと言える。
■「メッシ vs. C・ロナウド」はメッシに軍配(=バルセロナの勝利)
メッシとC・ロナウドという、一時代を築いてきた2人のサッカー選手の戦いに終わりはないが、今回のクラシコでは前者に軍配が上がった。前半のメッシはほとんど存在感がなく、パウリーニョへのミドルパスなどゲームへの関与は数えるほどだったが、後半になると大爆発。クラシコ最多得点記録を保持する同選手は、通算25ゴール目となるPKを決め、さらにダメ押しとなる3点目を“裸足”でアシストした。2017年の“年間得点王”争いでもC・ロナウドに勝利。メッシはバルセロナとアルゼンチン代表で計54ゴールを挙げ、レアル・マドリードとポルトガル代表で53ゴールを奪ったライバルをかわした。残る競争相手は、53ゴールを記録するトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインだけ。26日に行われるプレミアリーグ第20節サウサンプトン戦で同選手が無得点に終われば、メッシが今年最もゴールを奪った選手になる。
(記事/Footmedia)
【PR】「U-NEXTサッカーパック」で
ラ・リーガ1部全試合&コパ・デル・レイ独占配信
「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)。
「ラ・リーガ1部」を全試合配信するほか、「コパ・デル・レイ」「プレミアリーグ」なども視聴可能だ。
「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。
専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる! 月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。
- ① 「U-NEXTサッカーパック」はラ・リーガ1部、プレミアリーグを全試合配信!
- ② コパ・デル・レイ、FAカップなども独占配信決定!
- ③ 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!
【PR】ラ・リーガを楽しむなら
「ABEMA de DAZN」!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 ラ・リーガはもちろん、セリエAやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】「DAZN」でお得に
ラ・リーガを堪能しよう!
「DAZN」とは、スポーツファンが好きなスポーツをいつでもどこでも楽しめるスポーツチャンネル。「DAZNスタンダード」ならラ・リーガをはじめ、セリエA、Jリーグ、WEリーグ、国際大会に加えてプロ野球、バスケ、F1、テニス、ゴルフなど幅広いスポーツコンテンツを堪能できる。
支払方法は、①月間プラン:月額4,200円・税込、②年間プラン(一括払い):32,000円・税込(月換算約2,667円・税込)、③年間プラン(月々払い):月額3,200円・税込の3プラン。ご自身の楽しみ方に合わせてチョイスしよう!
- ① ラ・リーガ、セリエAをはじめ様々なスポーツコンテンツが見放題!
- ② 見逃し配信やハイライトはもちろん、オリジナルコンテンツも充実
- ③ 年間プラン一括払いなら、実質1カ月2,700円以下で視聴できる!
【PR】「DMM×DAZNホーダイ」で
ラ・リーガを堪能しよう!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② ラ・リーガをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
- ③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!
By Footmedia