ジヌディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリードは、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでパリ・サンジェルマンを2-1で下し、2戦合計5-2でベスト8に駒を進めた。同監督はチーム全体が調子を取り戻していると述べた。6日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
レアル・マドリードは今シーズン、リーガ・エスパニョーラで4位に沈み、首位のバルセロナとは勝ち点15差となっている。さらにコパ・デル・レイではレガネスに準々決勝で敗れるなど、らしくないパフォーマンスを繰り返してきた。
不調に陥っていると複数メディアやファンから批判を受けたジダン監督は、一時期解任が噂されるほどであった。しかし、同メディアは今回のCL準々決勝進出を果たしたことで同監督へのプレッシャーが和らいだと伝えている。
そのジダン監督は試合後、CLを勝ち進むことで今シーズンを成功の1年にしたいと語った。
「この大事なCLの試合に勝つことができて本当に嬉しい。これでチームも調子を取り戻してくれたと感じている。CLを優勝することができれば今シーズン、リーガやコパ・デル・レイでの期待を下回るようなパフォーマンスの埋め合わせになると信じている」
レアル・マドリードは今シーズンもCLを優勝することができれば、史上初の大会3連覇となる。