リーガ・エスパニョーラ第33節が18日に行われ、日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェはアウェイでバレンシアと対戦した。柴崎は2試合連続のベンチスタートとなった。
現在10位のヘタフェは16分、ハーフウェイライン付近でボールを奪うと、ダミアン・スアレスが前線へ絶妙なスルーパスを供給。これに反応したロイク・レミーが右足シュートを流し込んで先制点を奪った。
対する4位バレンシアは40分、右サイドのFKでダニエル・パレホのクロスから、ファーのシモーネ・ザザがヘディングシュートを放つが、枠を捉えず。試合はヘタフェの1点リードで折り返す。
後半に入って49分、右サイドを突破したホルヘ・モリーナがエリア内に侵入したところで中央へ横パス。これをレミーが右足ダイレクトで叩いてゴール右隅に決め、ヘタフェがリードを2点に広げた。
だが、バレンシアも69分に反撃が実る。エリア手前右でパスを受けたロドリゴが、素早い反転から左足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に決まり、1点を返した。さらに73分には右サイドからのクロスに、中央フリーのザザが頭で合わせるが、これは枠の上に外れた。
1点を追うバレンシアだったが、86分にパレホがボールのないところでモリーナに肘でタックルし、レッドカードで1発退場となった。試合はこのまま終了し、ヘタフェが上位相手に敵地で2-1の勝利を収めて2連勝。バレンシアは2連敗となった。なお、柴崎はベンチ入りしたが、2試合連続で出番なしとなった。
ヘタフェは次節、21日に敵地でMF乾貴士が所属するエイバルと対戦。バレンシアは同日にセルタとのアウェイゲームに臨む。
【スコア】
バレンシア 1-2 ヘタフェ
【得点者】
0-1 16分 ロイク・レミー(ヘタフェ)
0-2 49分 ロイク・レミー(ヘタフェ)
1-2 69分 ロドリゴ(バレンシア)