レアルへの加入が度々噂されている選手たち [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラでは優勝争いから早々に脱落し、コパ・デル・レイでは準決勝で宿敵バルセロナに敗北。頼みの綱のチャンピオンズリーグ(CL)でも、決勝トーナメント初戦でアヤックスに敗れて4連覇の夢があえなく散るなど、レアル・マドリードは失意のシーズンを過ごすこととなった。
救世主としてジネディーヌ・ジダン監督が電撃復帰したチームの目線は、無冠が確定した今季から巻き返しを図る来季へと向いている。夏の移籍市場での大型補強が確実視されるなか、獲得の噂が流れている数多くの候補のうち特に話題に挙がることが多い選手を、スペインでの現地報道からまとめてみたい。
■FW エデン・アザール(現チェルシー所属)
レアルが来季に向けて獲得に最も近付いていると見られているのがアザールだ。チェルシーとの契約満了まで1年を切るこの夏は移籍の最大のタイミングとなるうえ、本人がレアルへの憧れを公言していることや、ジダン監督とも相思相愛の関係にあることが、その根拠となっている。
だが、前線の左サイドを主戦場とするアザールに関しては、今季大ブレークを果たしたヴィニシウス・ジュニオールとポジションが重なることを危惧する声も上がっている。この点について『アス』紙は、「アザールはトップ下でも能力を発揮できる。とはいえ、理想的なのはヴィニシウスが右サイドに入り、縦への突破力を生かすことだ。ヴィニシウスにとって、レアルでのアザールとの共存は、ブラジル代表でのネイマールとの共存にも繋がるだろう」と、アザールが加入した場合はヴィニシウスをコンバートすることを推奨している。
■MF ポール・ポグバ(現マンチェスター・U所属)
今季に入ってからジョゼ・モウリーニョ前監督との確執が深まったことで、ユナイテッドに復帰した2016年夏をピークに沈静化していたポグバのレアル行きの噂は再燃した。
オーレ・グンナー・スールシャール監督への指揮官交代によりモチベーションを回復したことで、移籍話は一旦収束したかに見えた。ところが、自身を高評価するジダン監督の現場復帰により状況は一変。ポグバ本人も「レアルは全ての選手にとっての夢。ジダンがいれば尚更だろう。自分はユナイテッドで幸せだが、将来の事は誰にも分からない」と正直に告白している。移籍の実現性について『マルカ』紙は、「移籍金や年俸の高さを考えると簡単にはいかないが、ユナイテッドの負債状況を考えると交渉が進展する可能性は十分にある。CL出場を逃せばポグバも退団を希望するだろう」との見立てを行っている。
■MF クリスティアン・エリクセン(現トッテナム所属)
レアルの中盤の補強計画で、エリクセンは本命のポグバに次ぐ対抗馬と見られている。来季終了後でトッテナムとの契約を満了するにもかかわらず、クラブからの延長オファーを拒否していることから、移籍希望との憶測が流れている。
また、新スタジアム建設により予想以上の負債を抱えたトッテナムが、主力選手の売却に動く可能性も考えられる。エリクセンにはユナイテッドやチェルシーも関心を寄せているが、トッテナムからすれば国内のライバルよりも国外のクラブに売却するほうが賢明なため、レアルは優位なポジションにいると伝えられている。
トッテナムのダニエル・レヴィ会長は難解な取引相手として知られており、厳しい交渉も予想される。だが、『アス』紙は、「トッテナムとしても、来年夏にフリーで出て行かれる訳にはいかない。契約延長を結べなければ、移籍金は現実的な価格に落ち着くはずだ」と楽観視している。
■FW キリアン・ムバッペ(現パリ・サンジェルマン所属)
クリスティアーノ・ロナウドが退団した今季、レアルは前線の迫力不足を思い知らされた。そのため、クラブは来季に向けて得点力と突破力を兼ね備えたストライカーの獲得を熱望しているが、なかでも最大のお気に入りと目されているのが、ポグバと同じくジダン監督の同胞であるムバッペである。
しかし、この希望が実現する可能性は低そうだ。レアル行きを否定し続けてきたムバッペはついに先日、「僕は今後もパリ・サンジェルマン(PSG)のプロジェクトと共にある。レアルにとってジダンが戻ってきたのは良いことだが、自分はファンとして彼らの試合を見るよ」と明言。この事実上の残留宣言を受け、移籍話は急速にトーンダウンしている。『ラ・ラソン』紙も、「PSGが手放す気のないムバッペの獲得は、ジダンが復帰しても不可能なミッションに変わりなかった。いずれはレアルに来るべき選手だが、それは今ではない」と結んでいる。
■FW ルカ・ヨヴィッチ(現フランクフルト所属)
ムバッペの補強が困難であることを認識するレアルが、並び立つ多くのビッグネームを差し置いて獲得に向かっているのがヨヴィッチだ。
フランクフルトは今月17日、ベンフィカからのローンでプレーしていたヨヴィッチの買取オプションを行使し、2023年6月末まで契約を結んだばかり。だが、ブンデスリーガの新星の移籍話は絶えることなく、ビッグクラブ間の争奪戦をリードしているのがレアルと見られている。この状況について『アス』紙は、「フランクフルトと良好な関係にあるレアルは、ヨヴィッチの獲得に大きく前進しており、クラブ間合意も間近である」と報じている。フランクフルトのスポーツ・ディレクターを務めるフレディ・ボビッチ氏も、「レアルのようなビッグクラブが獲得に動けば、現実的に見て我々に引き留める術はない」と放出は避けられないとの認識を示している。
文=北村敦
写真=Getty Images
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