カペッロ氏はユヴェントス時代の移籍事情を振り返った [写真]=Getty Images
かつてユヴェントスの指揮官を務めていたファビオ・カペッロ氏は、現役時代バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得を希望していたようだ。4日にイギリス紙『デイリー・メール』が報じた。
カペッロ氏はレアル・マドリードやミラン、また、イングランド代表など複数の名門チームを率いた経験を持ち、2004年から2006年までイタリア王者ユヴェントスの指揮を執っていた。同氏がメッシの存在を知ったのは同選手が16歳の時だったという。
カペッロ氏は次のように語った。
「私がメッシを見かけたのは彼が16歳の時だった。彼がピッチに立った時、ファンがとても興奮して応援していたのを覚えている」
「私は試合後、すぐに(当時監督を務めていたフランク・)ライカールト氏のところに駆け寄ってレンタル移籍を申し出た。彼は合意してくれたのだが、最終的には細かな規定があったため交渉は破談してしまったんだ」
当時はEU圏の選手数などの規定があったため、交渉は成立しなかったものの、その後もライカールト氏はメッシのレンタル移籍に前向きな姿勢を見せていたという。交渉が成立していたとしたら、果たしてサッカー界はどのように変わっていたのであろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト