クラシコでは熱い火花を散らすピケとラモスだが… [写真]=Getty Images
12月18日(水)にカンプ・ノウで行われる予定のバルセロナ対レアル・マドリードの「クラシコ」。カタルーニャ独立運動の中心団体「ツナミ・デモクラティック」がクラシコに乗じて何らかの行動を起こすのではないか、と注目を集める中、試合会場となるカンプ・ノウからそう遠くない場所にとあるグラフィックアートが出現した。
地元のグラフィックアーティストが制作
アートが描かれているのは、グラシア通りがカタルーニャ広場に接するあたりに設置された地上機器。ジェラール・ピケ(バルセロナ)とセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が体を寄せ合ってキスをする寸前という構図で、S・ラモスは手にバラの花を持ち、両者の顔を覆うハートマークには「Kiss & Talk」という文字も描かれている。
描いたのは、バルセロナ市内でグラフィックアーティストとして活動する「TVBOY」という人物。彼はこの作品を「SPAIN KISS & TALK」と名付けており、自身のインスタグラムで次のように説明している。
「2人の選手はスペインとカタルーニャを代表する立場の存在であり、(このアートは)両者の政治的対立の解決を暗に示すものである」
ちなみに、「ツナミ・デモクラティック」は「SPAIN, SIT & TALK(スペインよ、対話の席につけ)」というプラカードや横断幕を持ってデモ行進などを行っているが、「TVBOY」のアートのタイトル「SPAIN KISS & TALK」はこの言葉をもじったものだと推察される。
「TVBOY」は過去にもリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド、ジョゼップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョがキスをしているグラフィックアートを描いている。
〇伝統の一戦クラシコ バルセロナ vs レアル・マドリード
12/18(水)深夜3:30~ 現地より生中継
〇久保建英のマジョルカや乾貴士のエイバル、ラ・リーガ2部などその他の放送カードはコチラ
By サッカーキング編集部
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