シメオネ監督、GKオブラクを絶賛「メッシのように試合を決めた」

　アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、スロヴェニア代表GKヤン・オブラクを絶賛した。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦・セカンドレグが11日に行われ、アトレティコ・マドリードはアウェイでリヴァプールと対戦。ファーストレグを1－0で先勝していたが、43分に失点して2戦合計スコアで並ばれ延長戦に。94分に勝ち越しを許したが、直後の97分にマルコス・ジョレンテがゴールを決めると、106分にM・ジョレンテ、121分にアルバロ・モラタが追加点を挙げ、2試合合計4－2で昨季CL王者を下した。

　この試合、リヴァプールには64パーセントの支配率を許し、35本のシュート（枠内シュートは15本）を打たれたアトレティコ。それでも、9セーブを記録したGKオブラクを中心にリヴァプールの猛攻を耐え切り、2016－17シーズン以来となる8強入りを決めた。

　試合後シメオネ監督は「我々のゴールキーパーは世界最高だ。（リオネル）メッシがバルセロナの試合を決めるように、彼が試合を決めたんだ」とGKオブラクのパフォーマンスを絶賛した。また、試合については次のように振り返った。

「我々が再びヨーロッパのベスト8入りを果たしたことをクラブとしても嬉しく思っている。歴史的に美しいものだった。彼らのサポーターはワンダ（本拠地『エスタディオ・ワンダ・メトロポリターノ』）で我々が受けたように彼らを後押ししていた。それでも我々はプランを貫き通した。（ジエゴ）コスタに代えて（マルコス）ジョレンテを投入した時はみんな守備的に戦うと思っただろうけど、そうではなかったんだよ」