PSGでプレーするディ・マリアとナバス [写真]=Getty Images
8月23日にチャンピオンズリーグ決勝のパリ・サンジェルマン(PSG)対バイエルンの一戦が行われるが、現在PSGに所属するアンヘル・ディ・マリアとケイラー・ナバスの2人には、元レアル・マドリードの選手として史上2番目の快挙を成し遂げるチャンスがあるという。スペイン紙『マルカ』電子版が伝えている。
レアル・マドリードの所属選手たちは同クラブでのキャリアを終えた後、CLに出場するようなビッグクラブに移籍することが多いのだが、『マルカ』によると、レアル・マドリードで“CL優勝を果たした後”に移籍し、他のクラブでもビッグイヤーを掲げたことがあるのは、過去にクラレンス・セードルフだけだという。
セードルフは1997-98シーズンにレアル・マドリードでCLを制し、2002-03シーズンから所属したミランでも2度にわたって優勝を経験している。フェルナンド・レドンドもレアル・マドリードで2度CLを制した後、ミランでも02-03シーズンに同タイトルを獲得しているが、決勝ではプレーしていないため、ビッグイヤーを掲げることはなかった。
例えばクリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリードで4度のCL制覇を達成しているが、移籍先のユヴェントスでは一度も欧州の頂点には立てず、18-19シーズンは準々決勝でアヤックスに、今シーズンはラウンド16でリヨンに敗れている。
“銀河系軍団”の象徴的存在だったルイス・フィーゴは、レアル・マドリードで01-02シーズンのCL制覇を達成。2005年にインテルに移籍したが、05-06シーズンのベスト8が同クラブでの最高成績。08-09シーズン限りで現役を引退し、インテルがジョゼ・モウリーニョ監督の下でCLを制したのは翌09-10シーズンのことだった。
13-14シーズンにレアル・マドリードでビッグイヤーを獲得したサミ・ケディラは、移籍先のユヴェントスで16-17シーズンにCL決勝進出を果たした。しかし、ファイナルでは1-4と敗れて偉業達成ならず。この時の相手は古巣のレアル・マドリードだった。
他にもシャビ・アロンソやアルバロ・モラタ、マテオ・コヴァチッチなど、“元レアル・マドリード”の選手としてCL制覇に挑んだ選手は大勢いるが、残念ながら誰もタイトルには届いていない。
23日の決勝で、ディ・マリアとナバスは史上2番目の偉業を成し遂げることができるだろうか。
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By サッカーキング編集部
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