OAとして東京五輪に参加するアセンシオ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオが、東京オリンピックに向けて意気込みを語った。13日付でスペイン紙『アス』が伝えている。
アセンシオは、2020-21シーズンの公式戦48試合に出場し7ゴール2アシストを記録。レアル・マドリードでの活躍によって、同僚のMFダニ・セバージョス 、MFミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)とともにオーバーエイジ(OA)としてU-24スペイン代表のメンバー入りを果たした。
五輪にOAで参加することについて、アセンシオは「監督に呼ばれて、とても興奮した。スペイン代表チームの一員としてオリンピックに参加することは、すべてのアスリートの夢なんだ。日本での試合までに、しっかりと準備をしなければならない」とコメント。続けて「僕は、クラブやスペイン代表として主要な大会に出場してきたけど、その経験は今回のオリンピックで若い選手たちの助けになるだろう。経験豊富な僕たち(OA組)の役割は、彼らのお手本となること」とチームをけん引していく姿勢を見せている。
また、U-24スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督について、アセンシオは「彼とは旧知の仲なんだ。僕は、スペイン代表の下部カテゴリーで、彼と一緒に他の大会を戦ってきたからね。優れた監督というだけではなく、選手との個人的な関係も良好で、一人一人に何を求めているのかをうまく伝えてくれるし、チームのためにベストを尽くすことができるんだ。監督は全員の能力を最大限に引き出す」と口にした。
最後に五輪について、アセンシオは「過去にこのような経験をしたことのある選手がすでに説明してくれている。彼らは僕に、再現性のないとても特別なものだと言っていた。子供の頃からオリンピックが大好きだから、とても楽しみなんだ」と告白。続けて「僕たちは究極の野心を持っていて、金メダルを獲得したい。この大会には多くの強豪国が参加していて、難しいことはわかっている。それでも金メダル獲得を目標としなければならない」と大会に向けて抱負を語った。
By サッカーキング編集部
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