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シャビ、バルサ就任当時のグアルディオラ氏との秘話を明かす「最初の会話で…」

2021.11.08

バルセロナでの日々を振り返ったシャビ(写真は2009年) [写真]=Getty Images

 バルセロナの新監督に就任が決まったシャビ氏が、同クラブで過ごした日々を振り返った。7日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在41歳のシャビ氏はバルセロナの下部組織出身で1998年にトップチームデビューを果たした。2015年夏にバルセロナを退団するまでの17シーズンで公式戦通算769試合に出場し85ゴール184アシストを記録する活躍を見せ、ラ・リーガ8度の優勝を筆頭に数多くのタイトル獲得に大きく貢献。その後、アル・サッドで4シーズンに渡ってプレーし、2019年から同クラブで指導者のキャリアをスタートさせた。

 2003年夏にバルセロナの監督に就任したフランク・ライカールト氏について、シャビは「フランクの美点はたくさんあるけど、私にとって何よりも大切なのは、彼の人間性。元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケに匹敵するような、精神的にとても近い存在だと感じることができた」とコメント。その一方で、当時の成績が芳しくなかったことについては「チームの最初の数ヶ月間は、良い結果を得ることができず、厳しい状況が続いた。ライカールトの姿が危ぶまれたけど、選手たちは全員が一丸となったんだ。チームのためだけではなく、フランクに残ってほしいという思いから、みんなが全力を尽くした」と振り返った。

 また、2008年夏にバルセロナの監督にジョゼップ・グアルディオラ氏が就任した際の状況について、シャビ氏は「私はバルセロナでプレーを続けることに疑問を持っていた。というのも、その数ヶ月前に、当時チームのスポーツディレクターだったチキ・ベギリスタインが私をチームに入れたくないという噂を耳にしていたから。私は移籍先を探していた」と告白。続けて「ペップとの最初の会話で、私のチームの中での立ち位置を尋ねた。彼が私を重要視してくれるかどうか…。彼は『あなたのいないチームは考えられません』と答えた。私の場合はそれだけだったし、それ以来、頭の中はバルサのことでいっぱいになったんだ」と秘話を明かした。

By サッカーキング編集部

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