バルセロナ戦へ意気込みを語ったマルセリーノ監督 [写真]＝Getty Images
アスレティック・ビルバオのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、20日に行われるコパ・デル・レイ（国王杯）4回戦バルセロナ戦へ意気込みを語った。19日、スペイン紙『アス』が伝えている。
アスレティック・ビルバオは今月行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ（スーパー杯）準決勝でアトレティコ・マドリードに勝利したものの、決勝戦ではレアル・マドリードに0－2で敗戦。2シーズンで4度決勝の舞台に立ち、3度目の準優勝に終わった“ロス・レオネス（アスレティック・ビルバオの愛称）”は20日に行われる国王杯4回戦でバルセロナと対戦する。
まず、スーパー杯準優勝に終わったことについて、マルセリーノ監督は「今のサッカー界において、アスレティックの決勝進出はマドリード、バルサ、アトレティコがタイトルを獲得することと同じレベルの成功」と披瀝。さらに「このチームが2年間で4つの決勝を戦い,（そのうちの1つは新型コロナウイルスの影響で延期されたため2020年には数えることができないが）マドリードやバルセロナを相手に勝利する。これはファンにとって、選手とクラブの特別な歴史をより誇りに思える機会」と胸中を明かした。
国王杯通算優勝回数がバルセロナに次いで2位のアスレティック・ビルバオ。3シーズン連続の決勝進出を目指すマルセリーノ監督は「“歴史”があるからこそ、アスレティックがこの大会に特別な注意を払っている」と告白。また「スーパーカップに出場するためには決勝へ進出する必要がある。このクラブが、カップ戦で勝ち進むために熱心になるのは理に適っているんだ」と勝利への執念に言及した。
最後に、マルセリーノ監督は「この魅力的な試合にベストを尽くす。7日間でスペインの3強と戦うわけだから、肉体的にも精神的にもエネルギーが必要。このような試合は、選手のレベルアップにもつながる。乗り切るという思いで向き合う」と意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
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