セビージャ移籍が決まったヤヌザイ [写真]=Getty Images
セビージャは8月31日、ベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイの獲得を発表した。契約は2026年夏までの4年間となる。
昨シーズン限りでレアル・ソシエダを退団していたヤヌザイ。シーズンが始まってもその新天地は決まっていなかったが、ベルギー代表としてのワールドカップを11月に控えるなか、今季もチャンピオンズリーグを戦うセビージャへの加入が決まった。なお、セビージャは同日にアルゼンチン代表FWルーカス・オカンポスのアヤックス移籍、モロッコ代表FWムニル・エル・ハダディのヘタフェ移籍を発表しており、前線の顔ぶれを大きく入れ替えることとなった。
ヤヌザイは1995年2月5日生まれの現在27歳。マンチェスター・Uの下部組織出身で、2013-14シーズンにトップチームへと昇格した後、公式戦通算で63試合に出場して5ゴールを挙げた。ドルトムントやサンダーランドへのレンタル移籍も経験し、2017年夏にはレアル・ソシエダへと完全移籍。同クラブでは公式戦168試合の出場で23ゴールを記録した。2021-22シーズン限りでレアル・ソシエダとの契約が満了を迎えていた。
今シーズン、セビージャはラ・リーガ開幕から1分2敗と低調なスタートに。今夏はブラジル人DFマルコン、スペイン人MFイスコ、U-19フランス代表DFタンギ・ニアンズを完全移籍で獲得し、ブラジル代表DFアレックス・テレスはマンチェスター・Uからのレンタル移籍で加入。ヤヌザイはクラブにとって5人目の新戦力となった。
By サッカーキング編集部
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